バイオマス発電事業を進めるうえで、森林資源の持続可能性の確保は必須と考えています。バイオマス燃料の調達にあたっては、植林や伐採を計画的におこなうなどの持続的な管理が実施されている森林から適切に伐採された樹木を製材する際に発生するおが屑やかんな屑などの副産物を主な原料とする木質ペレット、パーム油を生産する過程で発生する農作物残渣廃棄物であるパーム椰子殻など、環境保全や資源の有効利用にも配慮したバイオマス燃料を調達対象としております。

なお、当社が使用するバイオマス燃料は、一定の品質のものを大量に確保する必要があることから、主として海外を調達先としております。木質ペレットの調達にあたっては、燃料のサプライヤーに、国際的に認知された森林認証などの由来証明を取得していることを証明していただくことなどにより、当該バイオマス燃料が持続的に管理された森林から合法的に伐採された原料を使用して生産されていることを確認することとしています。