過去に「自然放射線による変動範囲」を逸脱したことはあり、過去3件の具体的内容は以下のとおりです。

記録的な降雨によるモニタ値の上昇（モニタリングポスト・モニタリングステーション2010年12月8日）

2010年12月8日の記録的な大雨により、モニタリングポストおよびモニタリングステーションの値が上昇し、それまでの「自然放射線による変動範囲」を逸脱しました。
このモニタ値の上昇は、自然放射線の変動によるものであることから、モニタリングポスト・モニタリングステーションの「自然放射線による変動範囲」の上限値をこのときの値に更新しました。

台風第18号に伴う降雨によるモニタ値の上昇（モニタリングポスト・モニタリングステーション2014年10月6日）

2014年10月6日の台風第18号に伴う大雨により、モニタリングポストおよびモニタリングステーションの値が上昇し、それまでの「自然放射線による変動範囲」を逸脱しました。
このモニタ値の上昇は、自然放射線の変動によるものであることから、モニタリングポスト・モニタリングステーションの「自然放射線による変動範囲」の上限値をこのときの値に更新しました。

自然放射線の変動によるモニタ値の低下（モニタリングポストNo.2,3 2020年7月10日）

2020年7月10日に自然放射線の変動によって、モニタリングポストNo.2およびNo.3の線量率が低下し、それまでの「自然放射線による変動範囲」を逸脱しました。これは、自然放射線の揺らぎの影響によりモニタリングポストの線量率が低下したものです。このモニタ値の低下は、自然放射線の変動によるものであることから、モニタリングポストNo.2およびNo.3の「自然放射線による変動範囲」の下限値をこのときの値に更新しました。