放水口とは、タービンを回したあとの蒸気を冷やすために復水器を通した海水や、発電所内で発生した排水を海へ放流するための水路の「出口」にあたるところです。発電所からの排水は全てこの放水口から海へ放出されます。
発電所内で発生した排水は、フィルタなどで処理した後、発電所内(建物内)のタンクに集められ、放出にあたっては放射性物質の濃度を測定し、放射性物質の放出量が「放出管理目標値」を超えることのないように放出管理をおこなっています。
浜岡原子力発電所には、1、2号機共用放水口、3号機放水口、4号機放水口、5号機放水口の4箇所に放水口があります。
「放出管理目標値」とは?
国の指針では、原子力発電所からの放射性物質の放出(液体+気体)に伴い、周辺の方々が受ける線量の目標値を年間0.05ミリシーベルトと決めています。 原子力発電所では、この線量目標値を守るため、年間の放射性物質放出量として、「放出管理目標値」を定め、この値を超えることのないように管理をおこなっています。
このよくあるご質問に関連するご質問とそのお答えを掲載しております。
Now Loading...
「よくあるご質問」をご確認いただいて解決しなかった場合は、以下からお問い合わせください。