放水口放射線モニタは日常的な点検と定期点検による調整をおこなっています。
点検の実施状況によっては、指示値が変化する場合があります。
日常的な点検
放水口放射線モニタの配管や検出器のまわりには、砂などが流入することにより堆積し、堆積物に含まれる自然放射線の影響でモニタの指示値が上昇することがあるため、堆積物を取り除く点検(清掃)をおこなっています。点検により堆積物が取り除かれると、自然放射線の影響が小さくなるので、点検前に比べて放水口放射線モニタの指示値が低くなることがあります。
定期点検
放水口放射線モニタなどに使われる放射線検出器は、年月を経ると感度が徐々に変化し、指示値が緩やかに変わることがあります。定期点検では、JIS規格など(注1)の定められた範囲内の変化であることを確認(注2)するとともに、放射線検出器の性能が最大限に発揮できるよう調整をおこなうので、結果として、点検前に比べて放水口放射線モニタの指示値が変化することがあります。
注1:JIS規格などとは、JIS規格、社内基準、製造メーカー基準です。
注2:定められた範囲を超えていた場合には、部品の交換などの修理をおこなうとともに、超えていた期間を特定し、その間の指示値について評価をおこないます。
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